防犯のすゝめ

痴漢や盗撮対策には防犯カメラが有効!導入時に注意すべき設置場所と法律

防犯カメラを設置したことで痴漢や盗撮の事件解決に至った例が複数報告されています。一般家庭にも広まってきているので、この機会に注意点を学んでおきましょう。

この記事では防犯カメラを設置する際に注意すべきポイントを紹介します。


パトロール系YouTuberが痴漢・盗撮撲滅を主張

インターネット上で痴漢や盗撮の撲滅を呼びかけている「ガッツch」というパトロール系YouTuberが話題を集めています。チャンネル内では実際の犯行現場や逮捕までの一部始終など、緊迫感のあるリアルな動画がアップロードされています。

このような活動を始めたきっかけは、自身がメンズエステで働いていたときの実体験に基づいているそうです。性的サービスは禁止されていたものの、女性セラピストの身体を執拗に触ってくる客が多かったと話しています。精神的苦痛を受ける人を一人でも減らせれば、と思いチャンネルを立ち上げたとのこと。

「駅や電車で他人に気を配る人は少ないのが現状ですが、この無関心が犯罪を引き起こしやすくしている。自分のチャンネルを見て、少しでも犯罪防止に関心を持ってほしい。また、痴漢や盗撮現場に立ち会った場合、その場で抑止させるのはハードルが高いかもしれないが、女性に一声かけてあげるだけでも犯罪の状況は良くなると思う。」と話しています。


防犯カメラの適切な設置位置は?

一般家庭に防犯カメラを導入する場合、玄関・ベランダ・ポスト・ごみ収集所の4ヵ所が適切な設置場所です。

・玄関

戸建て住宅の場合は玄関または門扉、マンションの場合はオートロックの入口に設置するのがおすすめです。人の出入りが多い場所は必ず押さえておきましょう。また、あえて目立つように設置すれば、防犯意識が高いことを犯人へ示せます。

・ベランダ

窓からの侵入が多いため、2階のベランダは要注意ポイントです。犯人の顔がしっかりと映り込むよう、設置する高さと角度には注意してください。

・ポスト投函口

郵便物の盗難が増えていることから、ポスト周辺に設置する人が増えています。特にマンションの場合は不審な行動に気が付きにくいため、設置しておくと安心です。

・ごみ収集所

マンションのごみ収集場所は意外に見落としがちですが、ごみの分別や回収曜日などが守られているかをチェックでき、トラブルを防ぐのに役立ちます。


防犯カメラ設置時に注意すべき法律

防犯カメラを設置する際に気を付けるべき法律は「個人情報保護法」です。きちんと守らなければ、裁判や損害賠償まで発展する可能性もあります。

個人情報保護法は、氏名や住所など個人を特定するための情報を正しく取り扱うために制定された法律です。防犯カメラで撮影された映像は個人情報とみなされるため、勝手に使用すると法律違反になってしまいます。違反した場合には慰謝料や損害賠償金を請求されることになります。

そのため、防犯カメラの映像をインターネット上などに流出させないよう注意しなければなりません。また、設置場所などが法律違反でないかどうかを過去の事例などから調べておくと安心です。詳しいことは法律の専門家または警察に相談するようにしましょう。

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