自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
金庫には、様々な大きさや種類があります。目的に合った金庫を選ぶのが重要ですが、盗難はもちろん、自然災害などからも財産を守ってくれる金庫はどのようなものになるのでしょうか?
この記事では、盗難や自然災害から守る金庫の種類、選び方についてご紹介します。
金庫には、大きく分けて2つの種類があります。ここでは、種類と内容について説明します。
・耐火金庫
日に耐えられる金庫です。主に火災対策用の金庫となり、家庭用の金庫として利用されることが多くなります。重要な書類、通帳などの紙類、温度の変化に敏感な磁気ディスクなどを保管するのに適しています。
・防盗金庫
防盗金庫は、耐火性能と盗難防止に特化した金庫です。耐火性能は耐火金庫より劣ってしまうものの、工具などで簡単にこじ開けにくいのが特徴です。金庫ごと持ち運ばれないように、金庫そのものの重さを300㎏~2tにしています。
金庫は性能から選ぶこともできますが、鍵のタイプも異なります。ここでは、鍵についてご紹介します。
・ダイヤル式
最もポピュラーなのがダイヤル式です。金庫についているダイヤルを回して、設定した数字に合わせると解錠します。開閉に時間がかかるため、盗難防止対策としては適していますが、自分自身で設定した数字を忘れると自力で開けるのが困難になります。
・シリンダー錠式
シリンダー錠式の金庫は、鍵のみで解錠できるので難しい操作は必要ありません。頻繁に金庫を開ける方には、暗証番号などを忘れる必要がないので便利です。しかし、鍵紛失リスクや他の金庫に比べて防犯性が劣ってしまう面がデメリットになります。
・電子テンキー式
数字やアルファベットなどを入力して開けるタイプです。暗証番号入力後は、ツマミを回せば解錠できます。少ない手順で開けられるだけでなく、セキュリティ対策としても万能ですが、電池が切れると金庫が開かなくなります。
・生体認証式
新しい金庫では、顔、指紋、静脈などを認証して解錠する金庫があります。セキュリティ面での性能が高く、登録されていない人では開きません。また、登録者に何かあった場合も解錠できません。
・ICカード式
事前に登録したICカードなどで鍵を開ける金庫です。スマホ、Suicaなどに対応しているタイプもあります。複数人登録可能で、誰がいつ解錠したか記録も確認できますが、ICカードを紛失すれば開けられません。
金庫を選ぶ際には、どのようなポイントに注目すべきでしょうか?
・金庫に入れる物から選ぶ
金庫に入れる物の種類から選びましょう。耐火性の高いものか、防犯性の高いものかによって適した金庫が変わります。写真、書類、現金、通帳などの紙なら耐火金庫、貴金属、機密文書などは防盗金庫が適しています。
・使い勝手から選ぶ
金庫を選ぶ時には使い勝手にも注目してください。頻繁に解錠する場合は、テンキー式、生体認証などがおすすめです。
金庫には、様々な種類があるだけでなく、鍵にも特徴があります。金庫を使う目的を明確にして、使いやすさと機能面を比較して選ぶと良いでしょう。