自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
投資詐欺には、様々な手口があります。中でも著名人のなりすまし広告による投資詐欺は特に巧妙で、騙されやすいです。今回は著名人のなりすまし広告による投資詐欺についてご紹介します。
以前から相次いでいる投資詐欺ですが、近年は特に著名人のなりすまし広告による投資詐欺が増えています。2023年は、2022年の9.6倍も多く著名人のなりすまし広告による投資詐欺について相談が寄せられました。著名人の知名度や実績はもちろん、写真なども使って勧誘が行われるため、騙されてしまう人が後を絶たないのです。
では実際、著名人のなりすまし広告による投資詐欺とはどのようなものなのでしょうか。ここでご紹介するのは、経済状況の情報収集や分析、予測を行うエコノミストの名前を名乗り、投資未経験者や初心者に銘柄を推奨するという投資詐欺です。投資で利益を得る人が増える円安や株高局面では、SNS上にも多くの成功談が投稿されます。初心者はそれを見て、「自分にもできそうだな」と思ってしまいます。詐欺集団はそのタイミングを見計らって、各種メディアに出演しているエコノミストの名前を名乗り、甘い話を持ち掛けるのです。
投資のハードルが下がったタイミングでエコノミストから声がかかれば、いい機会だと話に乗ってしまう方は少なくありません。結果的に、こうした著名人のなりすまし広告による投資詐欺が横行してしまうのです。
なりすまし広告に騙されないためには、次のポイントをおさえておく必要があります。
・著名人の名前や写真を使った投資に関する広告はすぐに信用しない
・広告に使われている著名人の名前をインターネットで検索し、詐欺広告に対する注意喚起がないか確認する
・広告主の電話番号や住所を確認する(海外のものなら詐欺の可能性が高い)
・広告の文章に違和感がある、漢字の使い方が不自然という場合はすぐに信用しない
・LINEのグループチャットに招待された場合は詐欺の可能性が高い(友だち追加の制限をしておくと安心)
・資金の振込先が個人名義の口座の場合は詐欺の可能性が高い
・投資詐欺ではないという確証がない場合は、消費者ホットライン「188」で相談する
・実際に会ったことがない人の言葉は信用しないようにする
今回は、著名人のなりすまし広告による投資詐欺についてご紹介しました。著名人のなりすまし広告による投資詐欺は急増しているため、誰でも騙されてしまう可能性があります。なりすまし広告に騙されないためのポイントをおさえ、詐欺被害を防ぎましょう。