自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
壁から飛び出るように設置される出窓は、部屋をおしゃれに見せる効果があります。しかし大きく開いた窓からは家の中がよく見えるため、防犯面で不安を感じる人も多いかもしれません。今回は、出窓にも実践できる防犯対策について解説しましょう。
出窓は、壁よりも外側に取り付けられた窓です。家の中から見ると窓の手前にスペースがあるため、置物や花などを飾ることもできます。
「台形出窓」とは外に出ている部分が台形または角型になっているもので、最も一般的なタイプです。外に出ている部分が三角形の「三角出窓」、外に向かって弓型の曲線状に張り出している「弓型出窓」も住宅のアクセントとして使われています。
出窓は外から見ても目立った造りになっているため、家の印象を決めるポイントとなるでしょう。窓の形状や窓枠の色によって、簡単に家のイメージを変えることができます。
家の内側、出窓の下には棚を設ける家が多く、棚の上にはインテリアを飾ることもできます。しかし、外から見える部分に置く物には注意が必要です。
窓周りにぬいぐるみやおしゃれなルームフレグランス、花などを飾ると、女性が住んでいると思われ、強盗に入られるリスクが高まるといいます。また、ストーカーや覗きなど女性が被害に遭いやすい犯罪に巻き込まれる可能性も高くなるでしょう。
一軒家の場合、他の部屋と比べて一室だけ可愛らしいデザインのカーテンが掛けられていると女性の部屋だと特定されるおそれがあります。子どものおもちゃや女性・子どもだけが写った写真も犯罪者から狙われるきっかけになるため、出窓付近にはできるだけ置かないようにしましょう。
出窓に内窓を取り付けて二重窓にすると、空き巣を未然に防ぐことができます。外から見て侵入に時間がかかると分かるため、空き巣のターゲットになりにくいでしょう。万が一侵入されそうになっても、窓の鍵を壊して中に入るまでに時間がかかり、途中で犯人が諦める可能性が高いです。
二重窓にできない場合は、窓ガラスを割れにくい防犯ガラス、割れても破片が飛び散りにくい防災ガラスに交換するだけでも効果があります。また、家の内側から設置するシャッターを設置するのも良いでしょう。電動タイプと手動タイプがあり、室内のデザインにマッチするような木目調のシャッターも販売されています。
出窓をインテリアとして取り入れる人も多いですが、外から住民の性別や年齢が把握されてしまわないように注意が必要です。出窓に女性らしい物を置いている場合は、防犯効果の高い二重窓や防犯ガラスを導入しましょう。