相次ぐ緊縛強盗事件から身を守ろう!狙われにくい家にする方法とは
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知らぬ間に口座開設され金銭を騙し取られる被害が急増しています。ネットバンキングは便利な反面、詐欺被害に遭いやすいので注意しておきましょう。
今回はインターネットバンキングのメリットとデメリットを詳しく紹介します。
2022年9月、福井県警の捜査によると、60代男性が勝手に口座開設され320万円の詐欺被害に遭っていたことが明らかとなりました。県内では同様の手口による相談が106件も報告されており、新たな詐欺手口として注意喚起を呼びかけています。
具体的な内容は、ターゲットの名前を悪用してインターネットバンキングの口座を開設し、現金を犯人の口座に送金させるというものです。9月上旬頃に市職員を偽る男から「健康保険の還付金を振り込みたいので銀行名を教えてほしい」との電話があり、その後、金融機関職員を名乗る男から「口座番号を教えてほしい」と連絡が入ったとのこと。被害男性は両者に情報を教えてしまい、男性の銀行口座に紐づいたネットバンキングの口座を勝手に開設されていました。複数回にわたり送金が行われ、総額320万円が騙し取られていたとのことです。
現在、警察では「電子計算機使用詐欺事件」として捜査を進めています。実際に被害が確認されたのは今回で4件目です。今後も被害が拡大する可能性があるため、口座情報やログインパスワードなどを徹底して管理することが求められています。
インターネット上で銀行の各手続きが完了するサービスをインターネットバンキングと呼びます。実店舗を持たないネット銀行だけでなく、最近ではメガバンクや地方銀行でも扱われているサービスです。
ネットバンキングのメリットは「店舗に行かなくてもネットだけで口座開設が完結する」「スマートフォンやパソコン1台で24時間どこでも利用できる」「振込手数料やATM利用手数料が安い」といった点です。実店舗では待ち時間が発生したり、営業時間に間に合わない、といった不便さがネックですが、ネットバンキングではそのような問題は一切なく、手軽に利用できます。
便利な反面、ネットバンキングには注意すべきデメリットもいくつかあります。「ID・パスワード管理を徹底する必要がある」「障害やメンテナンスなどの場合は使用できない」「厳重なセキュリティ対策が必要」などがデメリットとして挙げられます。
ネットバンキングで不正ログインされると、「不正送金」「ワンタイムパスワードが見破られる」「クラウド上に保存したIDやパスワードが漏洩する」といった危険が生じます。自己財産に直結するため、特にセキュリティ対策は入念に行うことが大切です。
電子計算機使用詐欺罪とは、コンピュータなどに対する詐欺行為を法的に処罰するための補充規定のことです。最近では、新手の詐欺であるスミッシングや転売目的のチケット入手などにも適用されています。
嘘の電磁記録を作成し不正な利益を得ることが処罰の対象です。具体的には、銀行のシステムを悪用して、銀行から多額の金銭を騙し取った事件などが報告されています。
普通の詐欺罪との違いは、詐欺行為が人に向けられたものか機械に向けられたものか、という点です。通常の詐欺罪だと要件に満たないためコンピュータを欺けません。そのためコンピュータの普及にともない、従来の詐欺罪とは別に新設されました。