防犯のすゝめ

逆上型の交通トラブル!暴行を受けるケースも

自分がどれだけ気をつけていても、交通トラブルに巻き込まれる可能性をゼロにはできません。今回は逆上型の交通トラブルについて紹介するとともに、被害を防ぐための対策について解説します。

交通トラブルで逮捕者

9月9日、北海道内の高速道路において、危険なあおり運転をしていた容疑で50代の男性が書類送検されたと報道されました。高速道路におけるあおり運転の逮捕・書類送検は、6月30日に厳罰化が始まって以降、全国で初のケースです。この男性は7月1日、自分の後ろを走るトラックからあおられたと勘違いし、トラックの走行を妨害した上に無理やり停車させました。トラックにはドライブレコーダーが搭載されており、警察が記録を確認したところ、トラック側があおったという事実は確認されなかったといいます。幸いにもけが人は出ませんでしたが、高速道路上での停車は一歩間違えれば大事故にもつながりかねない危険な行為です。

逆上型の交通トラブルに巻き込まれたら?

交通トラブルは事故につながる危険性があるだけでなく、逆恨みが原因となり殺人や傷害につながるケースもあります。例えば、2017年には交通トラブルが発端となり殺人未遂で逮捕者が出ました。2014年には交通トラブルで歩行者がひき殺される事件も発生しています。
どんな事件もきっかけは些細なものでした。あおった・あおられたといった口論はもちろん、違法駐車を注意したことが原因で死亡事故に巻き込まれたケースもあります。中には車のライトが眩しかったなど「そんなことで?」と思うような出来事がきっかけになっていることもあり、どんなに気をつけていても逆上型の交通トラブルに巻き込まれるリスクは避けられません。
逆上するドライバーに絡まれたら、できる限り距離を置きましょう。ちゃんと話し合うべきだと感じる方もいるでしょうが、酒や薬物で正常な判断ができなくなっている可能性も考えられます。車から出るように言われても、ドアや窓を開けてはいけません。追突事故を防ぐためにハザードを点滅させ、携帯電話で警察に通報してください。できれば写真や動画でトラブルの様子を撮影しておき、証拠を残しておきましょう。

ドライブレコーダーの設置も有効な対策

ドライブレコーダーを設置しておけば、万が一交通トラブルに巻き込まれた際でも自分の無実を証明できます。また、映像が記録されていると分かっていれば無闇に絡んでくる人も少なくなります。ドライブレコーダーの設置費用を補助してくれる自治体もあるため、あなたの住んでいる自治体でも同様の制度がないか調べてみてください。

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