防犯のすゝめ

進化するオレオレ詐欺!最新の手口と予防策を紹介

時代と共に進化するオレオレ詐欺。どのような手口なのか知っておくことで、対処することも可能です。

この記事では、オレオレ詐欺の最新手口と予防策を紹介します。


「子ども」から「孫」へと進化するオレオレ詐欺

以前からよく耳にするオレオレ詐欺は、息子が病気で困っているなど、架空の話を電話で持ち掛けられる手法の詐欺です。親が自分の子供を心配する気持ちにつけこんだ悪質な詐欺で、主に高齢者をターゲットに横行しています。

しかし、手口が世間に広まったことで、最近ではその手法に変化がみられています。それは、架空の話に出てくる対象が「孫」になったことです。詐欺の手口は常に変化していくため、少しでも不審に感じたらすぐに通報することが大切です。


実際の発生事例

孫を語るオレオレ詐欺には、孫になりきって連絡してくるパターンや、警察官・弁護士・医師などに扮した犯人が連絡してくるパターンなど、さまざまな手法があります。そのため、信用してしまう人が多いのも特徴です。

実際に今年の9月には、「投資で儲かった分の税金を支払わないといけなくなった」という内容の電話が孫を語る男からかかってきて、実際にお金を渡してしまった事例が発生しています。また、「仕事で使う大事な書類やお金が入ったかばんを電車に置き忘れてしまった。自分はその対処で忙しい。代わりに会社の人が行くからお金を渡してほしい。」と、電話がかかってきた事例がありました。

声が違うという指摘に対しては、「喉をいためて声が枯れている」というような、納得してしまう言い訳をすることもあるようです。架空の話のパターンはとても多く、注意していてもいつの間にか騙されているということも少なくありません。


オレオレ詐欺に引っかからないためには

孫になりすました犯人は、金融機関でお金を引き出すときに理由を聞かれることを想定しています。そのため、銀行での受け答えについて指示してくることもあるでしょう。また、何かしらの理由をつけて、孫以外の人間が直接受け取りに来るケースもあります。

さまざまなパターンがあり困ってしまう方もいるかもしれませんが、被害を防止するために大切なことは、電話でお金の話が出たら一旦電話を切ることです。そしてすぐに家族に相談しましょう。

こちらから本当の孫へ電話をかけて事実確認をすることも有効です。被害に遭わないためにも、お金の話が出たらオレオレ詐欺を疑いましょう。

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