相次ぐ緊縛強盗事件から身を守ろう!狙われにくい家にする方法とは
2024年8月以降、1都3県では強盗事件が相次いでおり、10月末までで16件の事件が確認されています。現在は関東地方を中心に事件が起きていますが、関東地方以外で発生する可能性もゼロではありません。どの …
遠隔操作による詐欺が多発しています。テレワークでの働き方が増えている今、あらためてセキュリティ対策を見直すことが大切です。
この記事では、リモートデスクトップの基礎知識とセキュリティ対策方法について解説します。
2023年6月、国民生活センターの調べにより、遠隔操作での副業詐欺が急増していることが明らかとなりました。
「簡単に稼げる」といった謳い文句で誘い込み、「手順を教えるので遠隔操作アプリをダウンロードしてください」というのがよくある手口です。遠隔操作を承認すると、自分のパソコンを相手も自由に操作できるようになり、個人情報漏洩や不正送金につながります。
特に情報商材を売りつけるパターンが多く、被害者の約70%は20代であることがわかっています。副業で稼ぎたいと思っている若年層は注意しなければなりません。
うまい話には簡単に乗らず、遠隔操作アプリをダウンロードするよう促すような相手は無視すべきです。万が一勧誘を受けた場合は、すぐに警察や家族に相談するようにしましょう。
コロナ禍による在宅勤務の普及にともない、リモートデスクトップを導入する企業が増えました。リモートデスクトップとは、離れた場所にいても相手のパソコンを操作できるシステムで、主に画面の共有や操作説明などに使われます。
Windowsのパソコンには標準搭載されているので、導入に手間がかからない点がメリットです。また、視覚的に情報共有できるため、相手にわかりやすく伝えることにも役立ちます。
便利である一方、危険な面も持ち合わせているので注意が必要です。リモートデスクトップは接続先が自由に操作できるようになるため、サイバー犯罪に巻き込まれやすいという危険があります。ランサムウェアの代表的な感染源の一つであり、約20%はリモートデスクトップからの侵入だったということもわかっています。
リモートデスクトップを利用する際は、適切なセキュリティ対策が必要不可欠です。以下で紹介する方法を試すようにしてください。
サイバー犯罪で狙われやすいのが、通信の接続口である「ポート」です。ポート番号とはインターネット上の住所のようなもので、相手の居場所を特定するために利用します。
初期設定のままだとポート番号は3389に統一されているため、誰もが容易に侵入できる状態で非常に危険です。リモートデスクトップでのセキュリティを高めるには、まずポート番号を変更するようにしましょう。
また、パソコン自体にセキュリティ対策ソフトを導入するのもおすすめです。常に最新の状態に保つことで、感染経路をシャットダウンすることにつながります。さらに、マルウェア感染をすぐに検知できるXDRやEDRに関連したシステムを取り入れるとより安心です。
万全なセキュリティ対策を取り、安心安全なリモート環境を整えておきましょう。