相次ぐ緊縛強盗事件から身を守ろう!狙われにくい家にする方法とは
2024年8月以降、1都3県では強盗事件が相次いでおり、10月末までで16件の事件が確認されています。現在は関東地方を中心に事件が起きていますが、関東地方以外で発生する可能性もゼロではありません。どの …
ネットショッピングが増加する中、郵便受けに入った荷物を勝手に盗み取るという事件が発生しています。郵便受けに関連した盗難は、誰にでも起こりうる身近な問題として注意しておかなければなりません。
今回は郵便受け盗難に関する有益な情報をお伝えします。
2021年7月、宅配ボックスに入った不在票を悪用し女性の荷物を盗み取ったとして、茨城県警は派遣社員の男性を窃盗などの容疑で逮捕しました。被害にあったのは女性用ワンピース約2600円。容疑者は「性的欲求を満たしたかった」と供述しています。
2019年以降、同一市内では宅配ボックスから荷物が無くなるという被害が複数報告されており、郵便受けに関連した事件の増加が目立っています。新型コロナウイルスの影響によりネットショッピングが増え、宅配サービスの利用が急増したことが要因だと推測されています。
このような盗難事件では「配達業者は責任を負わない」規定となっており、犯人を特定することが非常に難しいとのこと。被害にあわないためには、あらかじめ予防策を取っておくことが大切です。
ある事件では、40代男性が電子機器を盗んだ疑いで逮捕されました。その手口とは、インターネットから不正注文を行い、勝手に他人の名前を利用して受け取り先に設定。あえて不在時間を狙って受け取り時間を指定し、届いた不在票に記載されている暗証番号で宅配ボックスを開け、荷物を盗み取りました。
また別の事件では、男女の詐欺グループが他人名義のクレジットカードで商品を購入し、マンションの郵便受けから荷物を盗んだとして逮捕されています。犯人らは郵便受けに届いた身分証明書を抜き取り、それを悪用してクレジットカードを作成していました。郵便受けを使った盗難は4年以上も前から続けて行っていた、と供述しています。
このように、自分が知らない間に郵便受けから個人情報や重要書類が盗まれる可能性があります。同じような事件に巻き込まれないためには、郵便受けが安全かどうかを常に確認しておく必要があるでしょう。
郵便受けからの盗難被害を防ぐためには、事前に安全対策を取っておくことが大切です。
まずは郵便受けには必ず鍵をかけるようにしてください。現在ではダイヤル式の郵便受けが多くなっていますが、「面倒くさい」「暗証番号を覚えられない」といった理由で鍵をきちんとかけていない人が意外と多くいます。解除されたままの状態にしておくのではなく、毎回ロックをかけておきましょう。また届いた郵便物を長期間放置してはいけません。郵便受けが一杯になり中身が飛び出しているのは非常に危険。郵便をあまり確認しない住人、と認識され詐欺グループに狙われる可能性が高くなりますので、こまめに確認しておくようにしてください。
郵便局に「不在届」を提出することで、郵便物を一定期間預かってくれるサービスもあります。長期間家を空ける場合や、受け取りが難しい場合には利用を検討してみてください。