防犯のすゝめ

音から見る防犯対策<パピプペポ>の音は侵入者を遠ざける

手軽にできる防犯対策としておススメなのが、“音”に注目することです。家に侵入しようとする者からすれば、とにかく嫌なのは音の鳴るものだといえます。こっそりと家に入って物色をしようとする側は、自身が音を出さないために必死なのです。

そんなときに、普段は聞きなれない音がなるとどうなるか? 大抵の侵入者は驚いてしまって、スキができます。家の中に侵入されたとしても、音でビックリさせて侵入者を撃退することもできるでしょう。
今回は音から考える防犯について見ていきます。

 

キーワードは、“パピプペポ”!!

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敷地内に入った侵入者は、神経質なほど音に対して細心の注意を払っています。歩く音やドアなどの扉を開ける音、ガラスを割る音、物色する際に開け閉めする引き出しの音、服がこすれる音、さらには自分自身が吐く息の音まで敏感に反応をしています。音をできるだけ出さないために、手足の使い方や腰のひねり方、呼吸の仕方まで考えている侵入者もいるほどです。

特に侵入者が嫌う音は、「パピプペポ」といった軽い音です。パキッ・ピピピピッ・プスッ・ペキッ・ポンなど、普段は聞きなれない音を聞いたり、出してしまうことを警戒しています。逆に言えば、防犯を考える側からすれば、これらの音は有効に活用できる防犯対策なのです。

 

音の出るものは工夫次第で、いくらでもある

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音の出るものを防犯対策に活かそうとするなら、何も多額のお金をかける必要はありません。普段生活している中で、音の出るものというものはたくさんあります。空き缶や発泡スチロール、空き瓶を転がしておいたり、トタン板の束を庭に放置、目覚まし時計や時間設定でテレビが点くようにするなど。工夫次第では無限にあるといえるでしょう。

敷地内に砂利をまくことも有効です。どんな侵入者でも、地面の上を歩かなければならないため、一歩進むごとに音の鳴ってしまう砂利は厄介なもの。家の内外でうまく音の出るものを組み合わせて防犯効果を高めてみましょう。

 

ご近所の力も借りるのが有効

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自分の家だけで完ぺきに防犯対策をしようとしても、自ずと限界はあるものです。防犯対策の基本は、1つの対策を取ったから安心というものではなく、複数のものを組み合わせていくことにあります。

音の出るものを家の内外に多く配置すると、侵入者が来たときに近隣住民が気付いてくれる可能性が高まります。周辺にも危険を知らせることになるので、とても有効です。
ただ、いきなり音がなっても、ご近所さんもどう対応していいのか分からなくなってしまうもの。何よりも大切なことは普段からのコミュニケーションにあるといえます。休みの日などには、ご近所さんと交流を図ってみると、結果的に家の防犯能力を高めることにつながりますよ。

 

 

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