防犯のすゝめ

AI搭載の高性能防犯カメラを駅に設置。駅でのトラブルを防ぐコツとは

国土交通省は、駅構内にAIを搭載した高性能な防犯カメラを設置するよう促しています。不特定多数の人が集まる駅ではさまざまなトラブルが発生する可能性があり、防犯カメラは事件解決に欠かせない存在です。

今回は駅で発生しやすいトラブル事例を紹介し、そのような危険から身を守る方法について詳しく解説します。

駅の防犯カメラにAI技術搭載。不審者検知に国交省が着手

小田急線の車内で男が刃物を振り回し、計10名の乗客が重軽傷を負った事件を受け、国土交通省は防犯カメラを強化するよう対策を推し進めています。具体的には、AI技術搭載の防犯カメラを駅や車内に設置すること、車掌巡回を強化すること、非常通報装置の周知を徹底すること、などを施策に盛り込みました。

特に防犯カメラの高度化については注力する意向を示しています。不審人物や不審物を検出する機能やAIによる人物分析など最新技術を活用し、トラブルを未然に防げるよう環境を整えます。さらに最新技術の活用状況を事業者間で共有してもらうことも検討しているとのこと。

さまざまなトラブルが起こりうる駅構内・車内では、高性能防犯カメラが大きな役割を果たしてくれることが期待されています。

駅構内でのトラブル事例

1つ目のトラブルケースは「窃盗(スリ)」です。発生するリスクが最も高く、駅構内や車内で起こる事件の約60%を占めています。特に混雑する主要駅や大都市圏では窃盗に遭う確率は大幅にアップします。お年寄りや女性が狙われるケースが多い傾向にあります。

2つ目は「暴行(車内暴力)」で、近年増加しているケースの一つです。警視庁の統計では、ここ数年で倍近くに増えていることが判明。暴行事件は突発的に起こる場合が大半で、事前の対策が取りにくいというのが問題視されています。

3つ目は女性に対するトラブル「痴漢」です。痴漢にあった被害者のほとんどが泣き寝入りする状態で、誰にも相談できないという悩みを抱えています。そのため統計上の数値よりも、実際にはかなり多くの被害者がいることが予想されます。最近ではネット上で痴漢の仲間を集め、集団で犯行に及ぶケースも報告されており、悪質な手口が増えている実態に。

駅構内での危険から身を守るには

駅構内で起こるトラブルは誰もが遭遇する可能性がありますが、あらかじめ意識を高く持っておくことで被害リスクを減らすことが可能です。

窃盗を防ぐには「ファスナー付きのかばんを持つ」「車内ではリュックを前に持つ」「ズボンのポケットには物を入れない」「居眠りに注意する」といった対策が有効です。暴行事件に遭遇しないために「変な行動を取っている人には近づかない」ようにしましょう。もし事件に巻き込まれた場合は「周囲の人に助けを求める」ことも大切です。

痴漢への対策は「女性専用車両を利用する」「露出の多い服を着ない」「防犯ブザーなどのグッズを持ち歩く」「乗車する電車や車両をたまには変えてみる」といったことが有効です。万が一被害に遭った時は、家族・友達など話しやすい人から伝えてみるようにしてください。

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