相次ぐ緊縛強盗事件から身を守ろう!狙われにくい家にする方法とは
2024年8月以降、1都3県では強盗事件が相次いでおり、10月末までで16件の事件が確認されています。現在は関東地方を中心に事件が起きていますが、関東地方以外で発生する可能性もゼロではありません。どの …
AI(人工知能)は日進月歩で技術革新が進んでおり、最近では特殊詐欺を防ぐためのサービスが登場しました。今回はこのサービスを詳しく紹介するとともに、最近の詐欺事情や被害を未然に防ぐための心構えについて紹介します。
NTT東日本とNTT西日本は、AIの力で特殊詐欺を防止するサービスを提供し始めました。利用料金は1ヶ月あたり440円(税込)。初期費用は8,800円(税込)となっていますが、自身で機器を設置する場合は半額の4,400円になります。
このサービスでは、自宅の固定電話に通話を録音する装置を取り付けます。外から電話がかかってくると会話の内容を録音し、NTTが管理するクラウド上で音声を解析することで特殊詐欺の疑いがあるかをチェックする仕組みです。特殊詐欺の疑いがあると判断された場合は、電話やメールでユーザーに注意を促すことになっています。家族や友人など、会話を記録されたくない番号については、あらかじめ通話を記録する装置に登録しておくことで録音の対象外にすることができます。
AIによる特殊詐欺防止サービスは2019年から開発が進んでいました。今年に入ってようやくサービスが形になり提供開始となりましたが、その効果は未だ未知数です。このサービスが被害防止にどれほど貢献してくれるのか、注目が集まっています。
新型コロナウイルスが流行し始めてからというものの、会社が倒産するなど、働きたくても働けなくなっている人が増えています。そんな人すらもターゲットにしてしまうのが詐欺師たちです。単にお金や個人情報を騙し取るだけでなく、割りのいい仕事があるなどと詐欺グループの犯罪に加担するよう勧誘する事例も増えているといいます。騙されて加担したとしても犯罪は犯罪です。もし捕まってしまったら一生を棒に振ることになってしまいますので、どんなに苦しい状況でも犯罪者たちに近寄ってはいけません。過去には犯罪行為と知らないまま詐欺に加担させられ、捕まって実刑判決を受けてしまった人もいました。
技術の進歩、警察や市民の努力によって被害を未然に防げるケースもあります。とはいえ、やはり自分の身は自分で守るのが防犯の基本です。たとえ防犯グッズや防犯サービスを取り入れていても、最新の詐欺事例に関する情報を集めるなど、少しでも詐欺被害に遭う確率を減らす意識が求められます。