防犯のすゝめ

年始に向けて防犯の呼びかけ。長期の留守には要注意!

お正月は何かと犯罪被害が増える時期です。そこで今回は、最近実施された年始へ向けた防犯活動を紹介するとともに、お正月に多い空き巣被害を防ぐ方法などについて紹介します。

年始に向けた防犯運動が活発に

12月17日、北海道上ノ国町において歳末防犯パトロールが実施されました。この防犯パトロールを実施したのは江差警察署の署員と地元の防犯協会のメンバーを合わせた約20人。参加メンバーは3つのグループに分かれ、地元の繁華街を見回りました。お正月が近づいてお酒を飲む機会が増えていることから、飲酒運転をしないよう注意することを呼びかけるほか、ひったくりなどの被害を防ぐための呼びかけも行いました。江差警察署の生活安全課長は「この活動をきっかけに防犯意識を高めてもらいたい」とコメントを残しました。
こうした防犯活動は他の地域でも活発に行われています。例えば、愛知県では18日に警察官50人がJRの駅周辺でパトロールを行い、犯罪被害防止の呼びかけを行いました。

お正月は空き巣に要注意

お正月は実家に帰省するなど、家を留守にする方も多いでしょう。犯罪者たちはそんな隙を見逃しません。実際に警視庁が公表しているデータを見ると、空き巣被害は冬から春にかけて増えていることが分かります。
空き巣というとタンスの引き出しが開けっ放しにされているなど、部屋の中を荒し回されるイメージがあるかもしれません。しかし、実は被害に遭っていることに気づかず、別件で逮捕されたことがきっかけで被害に気づくことも少なくないのです。
空き巣によって受ける被害は金品だけではありません。見知らぬ誰かが自宅に侵入していたこと自体にショックを受けてしまい、ストレスに悩まされてしまうこともあります。

長期の留守を悟らせない方法

しばらく家を留守にするのであれば、空き巣にその事実を悟らせてはいけません。例えば新聞などの配達物を何日も放置していると、しばらく留守にしていることが簡単に分かってしまいます。新聞は配達を止めてもらい、郵便局には不在届を提出しておきましょう。
最近はSNSの投稿から自宅を留守にしていると突き止める手口も増えています。旅行に行く場合はリアルタイムの状況報告を避け、帰宅した後に投稿するのがおすすめです。固定電話に電話をかけて在宅状況を確認する手口もあるため、できれば携帯電話に転送する設定にしておくことも空き巣対策になります。

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