自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
Facebook上に表示される広告に偽物が混ざっている事件が多発しています。本物そっくりに作られているため判断が難しいのですが、「https」を見分けることで詐欺被害を予防できます。
今回はFacebookで実際に起きた詐欺事例や正規サイトを判別するコツについて紹介します。
近年、Facebookに表示される広告が偽物であるという事件が多く報告されています。ある被害者の実体験によると、タカシマヤを名乗るアカウントが「在庫セール」とうたった広告を表示させ、偽サイトに誘導するというもの。偽物のタカシマヤサイトでは、ストウブやヴィトン、ロレックスなどの高級商品が激安価格で販売されていますが、これらは全て偽物です。もし購入したとしても本物を手に入れることはできず、さらには商品が届かないという事例もあります。
偽サイトは本物そっくりに作られているため、一般人にとっては本物かどうかを見分けることが困難です。HTTPS通信で暗号化されている場合もあり、証明書の詳細まで確認しないと分からないという巧妙な偽サイトも。あまりにも安い商品や日本語が不自然な広告は詐欺である場合がほとんどでしょう。
FacebookだけでなくInstagramやTwitterなど、他のSNSで表示される広告にも注意すべきです。若い世代の利用者が多いことや、気軽に利用できることからSNSを悪用した詐欺は年々増加しています。
Facebookで最も多い詐欺パターンは「フィッシング詐欺」です。フィッシング詐欺とは、アカウントが不正に利用されたなどと偽りのメッセージを送り、偽サイト上でIDやパスワード、カード番号などの個人情報を入力させ、それらを盗み取るというものです。盗んだ情報を使って不正送金したり、アカウントを乗っ取ったりします。
その他、融資保証金、ライブ配信、暗号資産、寄付金などさまざまな方法で詐欺事件と絡めてきます。Facebookによる詐欺手口は日々高度化し続けているため、細心の注意を払って利用しなければなりません。あらゆるパターンに対して疑いの目を持つことが、詐欺被害を未然に防ぐことにつながります。
信頼できないサイトでの個人情報入力や商品購入は避け、不審なメッセージに対しても焦らず冷静に対応するようにしてください。
正規サイトかを判断するのに役立つのが「https」の確認です。表示されているURLがhttpsから始まっているものは安心できるサイトです。httpsのsとは「Secure(安全)」の頭文字を取って付けられており、通信が暗号化されているため、情報流出のリスクが大幅に軽減されています。
一方httpから始まるものはセキュリティー面に不安があるサイトという証拠。httpとは暗号化されていない通信方式を表しており、安全が保障されていない通信と言えます。通信が外部に丸見え状態であるため、入力した情報が抜き取られる可能性が非常に高いのです。
またアドレスバーに「保護された通信」または「保護されていません」と表示されることもあります。正しいサイトかどうかを見極めるには、URLやアドレスバーを必ず確認するようにしましょう。