防犯のすゝめ

ドローンが自宅警備用に世界初!登場


自宅内のセキュリティカメラを設置しようとすると、カメラの台数がいくらあっても足りないことに気づかされるでしょう。なぜなら、平均的な広さの住宅であっても、家具などが障害になり、死角ができてしまうからです。今回はセキュリティカメラを使うことなく、自宅警備できる自宅用ドローンを紹介します。

自宅警備用ドローンを使ったセキュリティ対策とは?

Kickstarterから販売された世界初の家庭用ドローンとして注目を集めている「Aire」。 この屋内用ドローンを使うと、自宅内のどこであっても確認することが可能です。たとえば、ペットモニターとしても活用できます。動き回る室内犬であっても、ペットの様子を確認することが可能になります。モニター機器の角度や死角に隠れてしまうこともありません。

高低を調整できるドローンの場合、ガスコンロやベランダのドアの鍵穴まで接近することもできます。つまり、ガスコンロの消し忘れやキーのかけ忘れが気になったとき、ドローンがあれば自宅まで戻らなくてもすむというわけです。電気が消えた状態であっても目視が可能になるので、便利な防犯ガジェットとして注目を集めています。

一般のセキュリティシステムとの違い

監視映像を証拠として残せることが、一般のセキュリティシステムとの大きな相違点といえます。一般的なセキュリティシステムの多くが、スマホやタブレットなどに通知が来るだけに留まっています。万が一、侵入者が自宅に入った場合、証拠となる映像・画像をリアルタイムで残せるかどうかが重要になってきます。警察に通報した後のことを考慮すると、セキュリティ上のアラートや通知だけでは証拠能力に欠けてしまう可能性があるためです。

また、映像を残せるタイプのカメラを設置していたとしても、侵入者に配線や電源を切られる可能性はあります。その点、ドローンは無人で遠隔操作や自動制御ができるため、侵入者からの妨害が加えられにくいのです。映像には犯人特定につながる情報が詰まっているため、警察の捜査もスムーズに運ぶでしょう。

「ドローン=軍事用」ではない!法整備が後追いしている現状

2015年4月の首相官邸屋上へのドローン落下の報道によって、日常生活とはかけ離れたものである印象を抱いた人も多いかもしれません。しかし、ドローンは決して軍事目的にのみ使用されるわけではありません。そもそも、ドローンには個人向けのいわゆるラジコン飛行機の類も含まれています。軍事用に利用されてきた理由は、人間が容易に入ることのできないエリアであっても偵察できるからです。

近年、荷物の配送システムにおける利用など商用ドローンの普及も進んでいます。ドローンの汎用化に伴って、法整備が後追いしている現状ともいえるでしょう。そのため、今は珍しい防犯シス
テムである自宅用ドローンも、将来的には一般的な商品として広がっていく可能性を秘めています。

共働きの家庭など家を空けがちな方にとって、自宅用ドローンは強い味方となってくれるはずです。これからの自宅の防犯はドローンに任せてみるのはいかがでしょうか。

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