防犯のすゝめ

コロナで増えた置き配サービスにトラブル発生。利用時には気を付けて

コロナ禍で登場した新しい配達スタイル「置き配サービス」が日常的に使われるようになりました。非接触で荷物を受け取れるため非常に便利なサービスですが、利用する際には注意が必要です。
今回は置き配サービスで起こる被害例を紹介し、トラブル防止のための対策方法や新たなサービスについてもまとめています。身近な問題なのでぜひ今日から心がけてみてください。

荷物の置き配によるさまざまなトラブル被害

コロナウイルスの影響で、人と接することを避けるために新しく登場した「置き配サービス」。対面で荷物を受け渡すのではなく、玄関または指定の場所に荷物を置いておけば配達が完了するという宅配手段のことです。非接触型であるため感染リスクを減すことができるのが1番のメリットですが、そのほかにもわざわざ家にいる必要がない、サインなどの面倒なやり取りがない、といった利点もあります。
しかしここ数ヶ月の間で置き配サービスを巡るトラブルが発生していることが明らかとなりました。最も多いのが盗難と雨濡れ。玄関の前に置きっぱなしの状態であるため、誰が盗んでもおかしくない状況です。配達完了の通知が来ているのに届いていない、といった被害例が数多く報告されています。盗難の犯人は配達員・住人などさまざまです。また玄関に屋根が付いていない家であれば雨濡れの問題も発生しています。ほとんどの荷物は段ボールや封筒など紙製のもので梱包されているため、雨で濡れてしまえば中の荷物にも影響が及んでしまいます。精密機器や防水性のない商品であった場合、受け取る前に壊れていたという最悪の事態になる可能性もあるでしょう。
このように置き配サービスは便利である一方、トラブル被害が多いことも覚えておかなければなりません。

トラブルを防ぐために気を付けること

置き配サービスを適切に利用するためにはいくつか注意点があります。
まずはECサイトでの注文時点で置き配がどのように配達されるのかを確認しましょう。販売会社や配達業者によってサービス内容や補償が異なります。置く場所や時間は細かく指定できるのか、万が一トラブルが起きた場合に返金・返品してもらえるのか、など利用規約をしっかりと確認しておくことが大切です。合わせて緊急連絡先も控えておきましょう。
また高額商品や貴重品などは置き配ではなく通常配送を選択するのも一つの手です。不在が続く場合はコンビニ受取や駅の受取ボックスなどを利用してみてください。
もしトラブルが起きてしまったら、すぐに消費生活センターへ連絡しましょう。各自治体に設置されているので、あらかじめ連絡先を確認しておくと焦らずに済みます。
注意すべきことを事前に押さえ正しく利用すれば、置き配サービスは非常に効率的で便利な配達手段です。ここで紹介したポイントを常に心がけてECサイトやデリバリーサービスを利用しましょう。

OKIPPAなど便利な置き配システムの利用もおすすめ

置き配サービスをうまく利用するために「OKIPPA」という新しいシステムを始めてみるのもおすすめ。OKIPPAとは面倒な再配達受け取りを無くすつり下げ式の簡易宅配ボックスのことです。荷物が来るのを待ったり再配達を依頼するストレスから解消されるので、非常に便利な配達手段として今巷では話題となっています。ボックスはコンパクトに折りたたむことができ、アパートやマンションなど玄関先にスペースが少ないところでも収納可能。面倒な取り付け作業は必要なく、初期費用ゼロ円で始めることができます。また追加費用なしで「置き配保険」が付いてくるので、万が一の場合でもしっかり盗難補償を行ってくれて安心です。
買い切りコースと月額コースの2種類が用意されており、利用頻度や予算に合わせて選べます。初めてでとりあえず試してみたいという方は買い切りコースがおすすめ。お得なサービスや補償を受けたい方は月額コースを選ぶと良いでしょう。
口コミ評価も高く、安心できる置き配システムなので、ぜひ一度試してみてください。

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