防犯のすゝめ

子どももSNSを使う時代!安全に使うためのアプリや対策方法を覚えておきましょう

最近ではスマートフォンでSNSを利用する小学生が増えています。しかし便利な反面、危険な事件に巻き込まれる可能性があるので注意すべきです。

今回は子どもが安全にスマートフォンを使えるおすすめのアプリや対策方法を紹介します。

兵庫県でSNSの使い方を学ぶ子ども教室を開催

2022年8月30日、兵庫県三田市の小学校でSNSの安全な使い方を教える「子ども防犯教室」が開催されました。兵庫県警察本部が企画した教室で、SNSに関連した事件が増加していることを受け、子どもたちの加害者・被害者を出さないように注意喚起することが目的です。

安全教室は、児童約100人と希望の保護者に対して行われました。子どもでも理解しやすいよう、実際の事件をストーリー仕立てにし、SNSの正しい使い方を説明。講師のサイバー犯罪対策課係長は「SNSで知り合った人と気軽に会ったりしないことが大切です。」と強く伝えました。

また、保護者向けにはフィルタリング機能の活用方法を紹介。スマートフォンで有害コンテンツを閲覧しないよう積極的にフィルタリング機能を使って欲しいと説明しました。

12歳以下の子ども向けSNS「4kiz」とは

4kizとは「こどもたちの可能性を無限に引き出す世界中のつながりをつくる。」というコンセプトをもとに作られたこどものためのSNSです。

InstagramやTwitterなどの代表的なSNSは、利用規約で13歳以上しか登録できないルールとなっています。しかし4kizは12歳以下の子どもでも親子一緒に使うことができ、安全性が保たれたサービスです。

4kizのメリットとして「創造性を育む」「好きなことで好奇心を高める」「安心安全な設計」の3点が挙げられます。

本名ではなくニックネームで登録でき、プロフィール写真は自分で作成したアバターなので、プライバシーがしっかりと保護されます。また、誹謗中傷につながらないよう各自NGワードを設定することも可能。親が投稿を管理できるシステムや利用時間の制限などの機能も備わっています。

保護者ができるSNSの安全対策

子どもが安全にスマートフォンを使うには、親の見守りも重要なポイントです。ここからは3つのポイントに分けてSNSの安全対策を解説します

・ペアレンタルコントロール

ペアレンタルコントロールとは、子供のスマートフォンの利用状況を保護者が把握し、安全管理を行う仕組みです。スマートフォンの設定画面やアプリからサービスを利用できます。具体的には、ゲームする時間や曜日の制限、課金の制限、プレイ状況の確認といった機能です。

・フィルタリング機能

フィルタリング機能とは、怪しいサイトや不適切な情報へのアクセスを制限する機能のことです。インターネット上にはさまざまな情報が溢れているため、子どもが危険な情報に触れることも少なくありません。フィルタリング機能を活用すれば、出会い系サイト、アダルトサイト、暴力的な表現のあるサイトを自動的にブロックしてくれます。子どもの年齢や使い方によって、フィルタリングの強さを変えることも可能です。

・家庭内のルール作り

スマートフォンを使う目的や利用場所、時間帯などを家族みんなで話し合い、ルールを決めることが大切です。ルール作りは親が一方的に押し付けてはいけません。また、成長に合わせて少しずつ見直していくことも必要です。

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