自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
スマホやパソコンを悪用したワンクリック詐欺は年々増加傾向にあり、特に注意したい悪質な詐欺の1つです。この記事では、ワンクリック詐欺とはどのようなものか、事例や対処法も交えて紹介します。
ワンクリック詐欺とは、一度クリックしただけで契約が成立したとして、高額請求をしてくる詐欺のことです。メールやSMS、webサイトなどのメッセージに記載されたURLから、詐欺サイトに誘導します。
情報を騙し取るフィッシング詐欺に対し、ワンクリック詐欺は「契約手続きが完了した」「利用料金請求のお知らせ」などと不安を煽り、金銭を支払うよう求めてくるのが特徴です。
ここからは、ワンクリック詐欺の事例をご紹介します。騙されないためにも、詐欺の手口を知っておくことが大切です。
・スマホを乗っ取られていると不安を煽り高額請求する
スマホの機能を悪用し勝手に電話を発信させ、スマホが乗っ取られていると不安を煽り、お金を騙し取る手口です。不正なアプリをダウンロードして起こることが多いです。このケースでは、勝手に発信された電話に出ると「スマホが乗っ取られている。解決するにはすぐにお金を振り込んでください」などと言われます。最近はポップアップで「ウイルスに感染している」などと表示され、記載された電話番号に電話するよう促す詐欺も増えています。
・位置情報やIPアドレスを表示し不安を煽り高額請求
画面に位置情報やIPアドレスを表示しあたかも個人を特定しているように見せ、不安を煽り高額請求をしてくる手口です。個人情報を知られているので逃げられないように思われるかもしれませんが、位置情報やIPアドレスでは高額請求をすることはできないので、騙されないよう注意しましょう。
万が一ワンクリック詐欺に遭い、金銭の請求をされた場合の対処法をご紹介します。
・無視
事前に有料という説明がないため、ワンクリックしただけでは契約が成立したとはみなされません。よって、金銭の支払い義務が生じることはありません。個人情報が知られているかもと不安になるかもしれませんが、IPアドレスや端末情報だけで個人情報を特定することはできないため、下手に連絡をしてしまうよりも無視をするのが最善です。
・専門窓口に相談する
万が一、詐欺集団に連絡してしまい事態が悪い方へ進んだ場合は、「消費生活センター・国民生活センター」や各都道県に設置された「警察サイバー犯罪窓口」に相談することをおすすめします。
ワンクリック詐欺のほとんどは、一方的に不当な請求をしてきます。「個人情報が知られてしまうのでは」と不安に感じるかもしれませんが、無視をしても問題ありません。金銭を騙し取られないよう気をつけましょう。