防犯のすゝめ

出会い系アプリによる覚せい剤の国内流入が急増、運び屋にされる日本人女性


日本人女性との出会いや恋愛交際を装って外国人男性が来日し、覚せい剤を海外から持ち込むケースが増えています。中には国際結婚を装い、親戚ぐるみで覚せい剤の運び人にされてしまう危険もあるほどです。ここでは、出会い系サイトを通じた覚せい剤の流入への注意についてお話します。

覚せい剤の国内流入量が急増、流通ルートは出会い系アプリ

昨今、外国からの覚せい剤の国内流入量が急増しています。その流通ルートとなっているのが、出会い系サイトやアプリだといいます。本来の目的である出会いを求めて利用する人も多い中、気軽に日本人女性と外国人男性が知り合える場所として悪用されるケースが急増しているというのです。

知らずに外国人男性に頼まれて、薬物の運び人にされてしまう日本人女性も増えてきています。交際にまで至らずとも、来日するという外国人男性を迎えに行き、荷物を届けてほしいと頼まれて引き受けたら薬物だったなどということもあるのです。一人暮らしの日本人女性を狙って、全国各地を渡り歩く外国人男性もいるくらいですから、女性は要注意しておきたいものです。

国際結婚を装うこともあり、流通ルートを特定しにくい

中には、偽装結婚の相手にされ、家族まで巻き込まれてしまうケースまであるほどです。このようなケースは、薬物の流入ルートが複雑化して捜査が難しくなり、しまいには運び人にされていた日本人女性が覚せい剤の犠牲となってしまうこともあるといいます。

交際を始めてみた外国人男性が薬の運び人や売人で、何らかの問題によって強制送還された男の代わりに日本人女性が闇ルートで働かなければならないことまであります。ほとんどの場合、日本人女性は捨てられて、子供までできた身で途方に暮れるような事態になりかねません。

不用意に他人から荷物を預からないようにすることも大切

警視庁でも、薬物を利用しないように注意を促すと同時に、密輸の片棒をかつがされないようにと警報を鳴らしています。どのようなものが違法薬物かという実例も、写真と共に公式サイトで公開されています。

不用意に、他人から荷物を預からないようにすることも注意されています。知らなかったでは、通用しません。密輸が発覚した場合、日本以外の国で死刑や重罰に処されることもあるとの案内もされています。

気づかぬうちに薬物の運び屋にされたり、薬物中毒にされてしまうこともある昨今。気安く自宅に外国人男性を泊めたり、頼まれごとを引き受けたりするのにも警戒が必要です。

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