防犯のすゝめ

各地で実施される防犯運動。横のつながりを強くすることも防犯につながる

テレビ等で報道されることはあまり多くありませんが、防犯運動や地域パトロールは全国各地で行われています。もしかすると自分には関係ないと考えている方もいるかもしれません。しかし防犯活動に関心を向けることは、横のつながりを作り自分を守ることにもつながるのです。
今回は、実際に全国で行われている防犯運動の一部を紹介します。

戸別訪問で特殊詐欺防止運動

宮城県の仙台南警察署では、2019年中に電話や戸別訪問で約400世帯に注意を呼びかけました。戸別訪問を行った件数は2018年の倍ほど。特殊詐欺の被害が多発していたことを受け、詐欺被害の防止運動を例年以上に強化していました。
戸別訪問では最新の犯罪手口などを解説し、チラシを手渡して回っています。警察関係者によると、仙台南警察署の管轄地域には高齢者世帯が多く、特殊詐欺のターゲットにされやすいとのことです。
仙台南警察署では、電話や戸別訪問以外にも犯行手口を遊びながら学べるかるたを作成し、防犯教室で活用するなどの活動も行っています。

気軽に参加できる防犯運動も各地で実施

静岡県では、市民がランニングをしながら地域をパトロールするボランティア活動が行われています。しずおかランニングパトロールと呼ばれるこの活動は2018年の11月から続いており、人通りの少ない道を集団で走る、挨拶をしながら走るといった取り組みを行っています。積極的な声かけを行うことで、犯罪を企む人物に犯行を躊躇させることが狙いです。
しずおかランニングパトロールに加わるためにはメンバー登録が必要となっており、現在参加しているメンバーの数は250人ほど。今後はさらにメンバーを増やす予定であることが発表されており、より一層活動を活性化させていくことが期待されます。

横のつながりを作ることは自分を守ることにつながる

防犯ボランティアが地域住民を守る活動であることは間違いありませんが、こうしたボランティアに参加することは自分の身を守ることにもつながります。例えば特殊詐欺を防止するボランティアに参加していれば、自然と特殊詐欺の最新手口などの情報を学べるでしょう。犯行手口を知っていれば、自分が標的にされた時もすぐに「何かおかしい」と気付けるはずです。
また横のつながりができることで、トラブルに巻き込まれた時でも気軽に相談できる仲間が増えていきます。自分のためにも地域のためにも、防犯ボランティア活動へ積極的に参加してみると良いでしょう。

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