インターホン詐欺に注意しよう!手口や対処法をご紹介
詐欺師は様々な手を使い、騙して金銭や情報を奪おうとしてきます。インターホン詐欺もその1つであり、老若男女問わずターゲットになり得るため、注意が必要です。 この記事では、インターホン詐欺の手口や対処法を …
子どもを狙った犯罪には、誘拐・監禁・脅し・暴行・いたずら・連れ出しなどがあり、子どもの犯罪被害はまだまだ多いのが現状です。特に、小学生が犯罪被害に巻き込まれる件数は、未就学児に比べ一気に増加すると言われています。今までは保護者の方が常にそばに居た環境から、小学校入学を機に一人で行動する時間が増えるからでしょう。5月になり、新1年生の登下校も徐々に保護者付き添いから一人でとなってきたこの時期は、特に注意が必要です。
「知らない大人に物をもらってはいけない。ついていってはいけない」とは、どこの家庭でも言われていることですが、昨今は子どもを狙った犯罪手口は巧妙化してきています。例えば、すぐに声をかけるのではなく行動パターンを把握して、子どもがいつも一人で開錠するのを見ることで、親がいないんだな。と判断しそのまま両親の知り合いのふりをして家に強引に上がりこむケースや、「サイフを落としてしまったから探すのを手伝って欲しい」と困っているふりをして子どもの良心に訴えるなど、言葉巧みに子どもをひと気のない場所に誘導し連れ込まれるケースもあります。日頃から、子どもをなるべく一人にしない。不審な人物に出会ったら、「逃げる」「声を出す」など教えておきましょう。
昨今では、子どもに防犯も兼ねて小学校から携帯を持たせる親御さんも増えてきました。そこで気をつけたいのが、SNSの利用です。SNSをきっかけに事件に巻き込まれる小学生は急増しています。多くの人が利用し便利な一方、危険も潜んでいることを忘れてはいけません。殺人や誘拐などの犯罪のケースよりも、性犯罪に関する犯罪が多いのも特徴です。「スタンプをあげるから写真を送って」「性別や年齢を偽り仲良くなってからひと気のない場所に呼び出す」など、その手口は様々です。
フィルタリングはちゃんと設定しているか?子どもが普段どんな事をスマホでしているか?特に小学校低学年では通常のスマホではなくキッズ携帯など、機能が制限されたものを使う、使用時間を制限するなど、親がしっかり管理をしましょう。
何でも自分の家庭で行おうとすれば大変になってくるもの。子どもが注意するだけでは限界があります。やはり、できるだけ多くの大人の目で子どもたちを見守るためにも、学校や地域との連携は欠かせません。周囲の大人が通学路の安全を確保してあげる事が重要です。東京都では、全公立小通学路に防犯カメラを設置するなど、取り組みを行っています。保護者や地域の皆様が行っている子どもの見守りパトロールとあわせ、防犯カメラでの見守りを行うことで、子どもたちの安心は形作られていきます。