相次ぐ緊縛強盗事件から身を守ろう!狙われにくい家にする方法とは
2024年8月以降、1都3県では強盗事件が相次いでおり、10月末までで16件の事件が確認されています。現在は関東地方を中心に事件が起きていますが、関東地方以外で発生する可能性もゼロではありません。どの …
年末年始は家を留守にする家庭が多いため、窃盗被害が増加すると言われています。あらかじめ窃盗の手口や対策を知り、被害を未然に防ぎましょう。
今回は年末年始における窃盗の現状と有効な対策方法の2点について解説します。
年末年始は帰省やバカンスなどで自宅を空けることが多くなるため、窃盗や空き巣などの被害も増えると言われています。警察・生活安全課は「防犯は一人ひとりの意識が大切です。改めて家族で話し合い考え直してほしい。」と話し、住民に注意喚起を呼びかけました。
特に重要なのが、窓や玄関の施錠を徹底すること。さらに補助錠や窓ガラスの防犯フィルムを取り付けることも推奨されています。侵入口となる窓・玄関を強化することで忍び込みに時間がかかり、侵入に5分以上かかると窃盗犯人は諦める傾向があるとのことです。また窃盗犯人は音や光を苦手とするのも特徴。音が鳴ったり光が点灯したりすることで、周囲に気付かれやすくなり、犯行の妨げとなるからです。
普段から防犯に気を付けているつもりでも、意外と見落としている点はたくさんあります。年末年始に行った対策は日常生活でも必ず役に立つため、この機会に今一度見直してみてはいかがでしょうか。
アルソックの調査によると、年末年始は他の月と比べて侵入窃盗が多いこと、年々減少傾向にはあるがいまだに後を絶たないこと、が分かりました。
2018年における全国の侵入窃盗件数は、62,745件で、前年から14.2%の減少となっています。発生場所の内訳を見てみると、第一位が戸建て住宅で42.5%、第二位が会社などの一般事務所で12.7%、次いで3階以下の共同住宅11.9%となっています。手口の割合は「空き巣」が最も多く、全体の約35%を占めている結果に。自宅での被害が多い「忍び込み」も約10%の割合で発生しています。
次に侵入経路のランキングを見ていきましょう。戸建て住宅の第一位は「窓」で57.6%と約半数近くを占めています。第二位は「表出入口」で18.2%、続いて「その他出入口」で15.8%となっています。侵入手段としては無締り、ガラス破りがほとんどです。
窃盗犯人は音や光に敏感です。そのため、窃盗対策として「砂利」や「センサーライト」が効果を発揮すると言われています。
家の玄関周りには、少し踏んだだけでも音が鳴る防犯用の砂利を敷き詰めるようにしましょう。ホームセンターなどで簡単に手に入れることができ、最近ではオシャレな模様やデザインの砂利も販売されています。ガーデニング用の砂利と違い、粒が大きくて軽量化されているものがほとんどです。ガラス製と天然石の2素材があり、それぞれ扱いやすさや耐久性が異なるため、好みに合わせて選んでください。
人感センサーライトも外部からの侵入を防ぐには有効です。センサーライトは設置場所が非常に重要。玄関口はもちろん、お風呂場・台所の窓、屋根に上れる場所といった侵入されやすそうな場所を予想し、複数個所設置するのがおすすめです。余裕があればセンサーライトと一緒に防犯カメラを設置するとより安心でしょう。