防犯のすゝめ

遠隔操作には危険が潜む!代表的な手口と被害の確認&対処法を把握しておきましょう

遠隔操作を悪用したサポート詐欺が多発しています。予想外のやり方で騙してくるので、あらかじめ手口や対処法を押さえておくと安心です。

今回は遠隔操作による詐欺の具体例や詐欺かどうか確認する方法を解説します。


遠隔操作による斬新なサポート詐欺が発生

2023年1月、兵庫県伊丹市在住の80代男性が斬新な手口によるサポート詐欺に遭っていたことが警察の調べで判明しました。サポート詐欺とは、ターゲットのパソコンに偽の警告画面を表示させ、遠隔操作や電話などでサポート窓口へ誘導したあと金銭を振り込ませる詐欺です。

今回のケースでは、警告画面を消すためにサイトの表示欄に自分の電話番号を入力しました。ソフトウエア会社を騙った詐欺師から来た電話でのやりとりで指示に従うと、遠隔操作ソフトがダウンロードされてしまいました。サポート料1万円と手数料490円をネットバンキングで振り込むように指示されましたが、被害者が目を離した一瞬の隙を狙い、手数料490円にゼロを3つ付け足し、合計49万円を騙し取ったとのこと。また、同様のやり方で洲本市の50代女性も250万円の被害を受けていたことが発覚しました。

ゼロを付け足すという斬新な詐欺手口が話題を呼び、警察側は注意喚起を促しています。「金額を確認したと思っていても、少しの油断で多額の金額を送金してしまうことになる。電話や遠隔操作上で振込するよう指示されたら一度立ち止まって考え直してほしい」と話しています。


遠隔操作を悪用した3つの詐欺手口

パソコンの使用中に不具合やエラーが出た場合は、遠隔操作によるサポートを受けることもあるでしょう。遠くにいても簡単に自分のパソコンの復旧作業を行ってくれるため非常に便利な機能ですが、その反面危険性も潜んでいます。

ここでは遠隔操作を悪用した詐欺の代表例を3つ紹介します。万が一の事態に備えて、頭に入れておくと安心です。

・バックドア

バックドアとはサイバー犯罪に使われる出入口のこと。ソフトウェアやダウンロード用のプログラムにバックドアが仕込まれていることもあり、パソコンやスマホの脆弱性に付け込んで侵入してきます。バックドアは侵入された側が気付きにくいという特徴があり、知らない間に遠隔操作されて不正利用や情報漏洩につながるのが怖い点です。

・踏み台攻撃

他の端末を踏み台に利用し、間接的にターゲットを攻撃する遠隔操作犯罪もあります。直接的ではないためさらに気が付きにくく、最近では大企業への攻撃として中小企業を踏み台にした事例が多々報告されています。

・マルウェア

マルウェアのなかには遠隔操作を目的とした種類もあり、メールに添付されたファイルをクリックすることで遠隔操作状態になってしまいます。場合によっては、標的となる企業に向けて複数の端末から一斉配信を行い、過大な負荷をかけることで機能低下に追い込むDDoS攻撃に加担している可能性もあります。 


乗っ取りの確認方法と対処方法

自分のパソコンが遠隔操作されていないかをチェックする方法はいくつかあります。日々の注意意識が詐欺に遭うリスクを大幅に減らしてくれるので、必ず覚えておきましょう。

定期的に以下のチェックポイントを見直してください。

・セキュリティアプリにウイルスが検知されていないか

・知らないアプリが勝手にダウンロードされていないか

・アクセス履歴に身に覚えのないものがないか

また、遠隔操作されている可能性がある場合は以下の対処法を行ってください。

・OSやバージョンを最新版にする

・怪しい端末をネットワークから削除する

・セキュリティソフトでスキャンする

・パスワードを新しいものに変更する

・パソコンの初期化を行う

上記でも心配な方はフォレンジックを行う専門業者に調査を依頼すると良いでしょう。

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