政府が闇バイト問題の対策を強化!住まいを守るためにできること
近年、闇バイトを使った住宅侵入強盗事件の発生が増えています。社会問題にも発展し、政府による対策強化も発表されています。 今回は、政府による闇バイト対策強化案や闇バイト強盗事件でみられる犯行の手口、家族 …
近年、電車内に防犯カメラを設置する取り組みが増えています。痴漢や犯罪をいち早く発見するのに役立ち、被害リスクを減らせることが期待されています。
この記事では防犯カメラのメリットと、痴漢が発生しやすい場所について詳しく解説します。
西武鉄道は2025年までに全車両へ防犯カメラを導入すると発表しました。車内防犯カメラの設置は2022年10月頃から徐々に始まっており、今後は新車両だけでなく既存車両にも取り付けるとのこと。
また、記録式カメラから通信式カメラに切り替えることも同時並行で行います。通信式カメラであれば遠隔地でもリアルタイムで映像を確認できるため、トラブル発生時にすぐ対応できるのがメリットです。
防犯カメラ設置が完了した車両については、「防犯カメラ作動中」というステッカーを貼り乗客に周知します。ステッカーを貼付することで、犯行の抑止力にもつながることが期待されています。
西武鉄道は「防犯カメラとセキュリティサービスを連携させ、防犯対策をより強化させたい」と話しています。
痴漢犯罪は電車内で発生するケースが最も多く、その抑止や犯人追跡のために防犯カメラは大きな役割を果たします。
1つ目のメリットは、痴漢現場の証拠として提示できる点です。カメラで捕らえた映像は、犯罪行為を証明するための決定的な証拠となります。犯人が容疑を否認した場合の真実を確かめる場合にも使えます。
また、冤罪を防ぐメリットもあります。混雑した車内では犯人が特定しにくいケースもあり、被害者が誤って犯人を特定する可能性もあるでしょう。関係ない人に罪を負わせるリスクを減らすことにも防犯カメラは役立ちます。
さらに防犯カメラを設置すれば、痴漢への抑止力が働きます。車内を監視していることが犯人に伝われば、逮捕されることを恐れて痴漢行為を避けるはずです。
痴漢被害に遭わないためには、発生しやすい場所をできるだけ避けて行動することが大切です。以下のような場所は痴漢が起きやすいといわれています。
・電車の乗車口付近、車両連結部分、端の座席
・混雑した駅の改札口
・薄暗い路地
・街灯の少ない公園や道路
また、痴漢が発生しやすい時間帯についても注意しましょう。警察庁の調べによると、被害件数が最も多いのは7:00~9:00の通勤ラッシュ時です。人が多く痴漢しても犯人と特定されにくいことが原因として考えられます。電車通勤している人は、女性専用車両を利用する、出勤時間をずらすといった方法で対処するようにしましょう。