防犯のすゝめ

「ヤバいよ、ヤバいよ、その電話ヤバいよ」モノマネ芸人ホリが振り込め詐欺の対策動画に登場!

振り込め詐欺などの特殊詐欺の被害額は、2014年の約565億円をピークに、15年は約476億円、16年は約406億円と減少傾向。しかしそれでも被害が大きいことには変わりはありません。
そこで警視庁犯罪抑止対策本部は、特殊詐欺の対策を指南する動画を作成。モノマネ芸人のホリさんが出演しているため非常にわかりやすいと評判になっています。

モノマネ芸人ホリが振り込め詐欺対策動画に登場

ホリさんは動画の中で、1人で何役もこなして特殊詐欺を説明。「大丈夫よ、母さんは絶対に騙されない」と、ホリさん扮するエプロンを着た女性が言うと、ホリさん扮するメガネをかけたしわの濃いおじさんが「そういう人こそ騙されやすいんだよ」と、平泉成さんのような口調で話しかけてきます。実際、特殊詐欺については、約8割の人が「自分は被害にあわない」と思い込んでいるそう。

動画内では女性があっさりと詐欺にひっかかりそうになり、ホリさん扮する出川哲朗さんが「ヤバいよ、ヤバいよ、その電話ヤバいよ」と慌てて制止。最近の特殊詐欺は息子や孫に扮するだけじゃなく、会社の上司、弁護士、警察官などになりきって巧妙な手口で騙してくる巧妙化が進んでいます。

進化する振り込め詐欺対策グッズ

ここで今度は武田鉄矢さんの金八先生になりきったホリさんが登場。特殊詐欺の有効な対策グッズの紹介に入っていきます。

1つ目は「自動通話録音機」。これは電話を受けると呼び出し音が鳴る前に、まず相手に「この電話は振り込め詐欺などの犯罪被害防止のため、会話内容が自動録音されます」とメッセージを発信して警告します。

2つ目は「自動着信拒否装置」。こちらは警察から提供される迷惑電話の番号を認識して、自動で着信拒否してくれるもの。3つ目はそれらの機能が備わっている「防犯機能付電話」です。

各メーカーからも振り込め詐欺対策の電話がいくつか発売されていて、女性の声を男性のような低い声に変えて応対できる機能や、訪問客が来たと見せかけて電話をすんなり切るために「ピンポーン」とチャイム音が鳴る機能が備わっている商品などがあります。

巧妙になっていく特殊被害を食い止めるために、対策法も進化を続けているようす。これからも特殊詐欺の被害額が減少し続けることを期待したいところです。

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