相次ぐ緊縛強盗事件から身を守ろう!狙われにくい家にする方法とは
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キャッシュカード詐欺の新しい手口が増えています。特に高齢者やキャッシュカードをよく使う人は、日頃から注意しておかなければなりません。
今回は最新の詐欺手口に備えた安全対策を紹介します。
2022年5月、三重県警鈴鹿署によると、鈴鹿市に住む60代の男性がキャッシュカード詐欺の被害を受けたことが明らかとなりました。
鈴鹿署員を名乗る男から被害者の固定電話に連絡があり、「キャッシュカードが不正利用されています。鈴鹿署の職員が今から確認に行きますので待っていてください。」と言われたとのこと。自宅に来た男から指示があり、渡された封筒にキャッシュカード一枚と暗証番号の紙を入れて手渡したそうです。その後、その口座から複数回にわたって合計300万円を騙し取られていました。
警察は特殊詐欺事件とみて調べており、キャッシュカード詐欺について注意喚起を呼びかけています。全国でも同様の事件が多数発生しており、迅速な対応が求められています。
キャッシュカード詐欺の最新手口は「絶対開けないで」というもの。
まず警察職員を名乗る男から「あなたのキャッシュカードが不正に利用されています。手続きが必要なので今から警察官を向かわせます」と連絡があります。その後、警察官を名乗る男が自宅に訪れ、差し出した封筒にキャッシュカードを入れるよう指示してきます。男は封筒に封をし「数日後に銀行員が説明に来るので、それまで絶対に開けず保管しておいてください」と伝え、その場を去ります。しかし、実は被害者が目を離した隙に封筒をすり替えており、複数回にわたりキャッシュカードからお金を騙し取られる、というのが手口の流れです。
詐欺グループは「開けないで」と指示することで詐欺発覚を遅らせるのが目的です。警察が自宅を訪れてカードの手続きをすることは一切ないので、このように言われた場合は詐欺を疑いましょう。
キャッシュカードに関する詐欺が増加しているため、日頃から安全対策を取っておくことが大切です。キャッシュカード詐欺に遭わないためには、3つの管理を意識するようにしてください。
1つ目は「暗証番号管理」です。他人に教えることは絶対にNGで、暗証番号のメモがある場合はキャッシュカードと別の場所に保管します。生年月日や電話番号など特定されやすい番号は使用せず、ATMで入力する際は周囲から見られていないか確認するようにしてください。
2つ目は「キャッシュカード管理」です。紛失していないかこまめにチェックし、棚や引き出しの中に入れっぱなしにしないようにしましょう。
3つ目は「口座管理」です。多額の現金を普通口座に置かないようにし、こまめに残高照会や記帳する習慣をつけましょう。長期間放置していると被害の発見が遅れることになります。