自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
年末年始、旅行や帰省と家を留守にする機会が多いですね。ただ、そんなときに気を付けておきたいのが「空き巣被害」。楽しい気分で家に帰ってみれば、家の中が大変なことに……、なんてならないためにも、お出かけ前には空き巣対策をきちんと取っておきましょう!
一口に空き巣といっても、戸締りの弱い家を見つけて侵入する場合と、金目のものがありそうな家に狙いをつけてから、じっくりと下見をして侵入する場合があります。ここでは、空き巣を寄せつけない3つのポイントをご紹介します。
空き巣の立場からすれば、侵入する家に長居はしたくないもの。まさに、時間との勝負といったところでしょう。侵入に時間がかかれば、それだけ発見される可能性は高くなります。
侵入に5分以上かかれば、犯人の7割があきらめ、10分以上かかれば大部分があきらめると言われています。玄関ドアの二重ロック、補助錠取り付けなど基本的なことが、侵入時間をかせがせるためには効果的です。
空き巣というものは、常に音に敏感です。ガラスの割れる音、犬の吠える声、ブザーやベルの音、侵入するときの砂利の音……。空き巣はできるだけ音を出さないように侵入しようとしますが、どうしても鳴ってしまう音があります。
それらをセンサーで感知して、空き巣の侵入を知らせるブザーなどを設置すれば、効果的な対策になるでしょう。意外と古典的と思われる手法のほうがそれだけ効果もあるものですよ。
灯りは人影を照らします。侵入しようとするところが明るければ、人目につきやすくなり、空き巣も侵入をあきらめるものです。人影が動くのを見られるだけで、発見される可能性は高くなります。
そのため、防犯灯や玄関の照明、点滅する光など効果的でしょう。センサーで感知してライトが点灯する仕組みは、防犯効果をアップさせます。
わりと知られていませんが、空き巣の侵入が一番多いのは朝方です。一番多いのは、午前8時から10時、それから14時から16時、そして18時から20時となっています。朝方に侵入が多い理由は、夫や子どもを送り出した後で、奥さんがいなければ留守宅だと考えられるからです。また、カギをかけないまま、朝のゴミ出しに家を出ていることも原因ですね。
よく、「鍵開け3分、物色5分」と言われ、犯行時間はほんのわずかな時間です。逆に言えば、10分程度侵入に時間をかせがせれば、犯行を断念させることができるでしょう。
何かと外出される機会の多い方は、一度お宅の空き巣対策を見直してみてくださいね。