相次ぐ緊縛強盗事件から身を守ろう!狙われにくい家にする方法とは
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近年、保育所でも防犯訓練が頻繁に行われています。いざという時の備えとして今後も徹底していくべきです。
今回は不審者から子どもたちを守る予防策や対処法について解説します。保育士だけでなく親御さん目線でも参考にしてみてください。
2021年12月、奈良県の御所市立石光保育所において、不審者が侵入した際の対処方法や園児の避難方法を教える防犯訓練が行われました。
突然不審者と遭遇した場面を想定し、パワーポイントや動画などで対策方法を説明。子どもたちにも分かりやすいよう実演なども行いました。不審者対策に加え、横断歩道の正しい渡り方などの体験訓練も実施したとのこと。また、保育所の職員を対象とした講習会も開催し、巡回や監視カメラのチェックなど普段から不審者対策を徹底する重要性を説明しました。
このような保育所での防犯訓練は、奈良県以外にもさまざまな地域で実施されています。今後も定期的に行うよう、各自治体や施設は徹底していかなければなりません。
保育所で被害を出さないためには、普段から行う予防策がとても重要。あらかじめ対策を取っておくことで被害にあうリスクを大幅に減らすことができます。
まずは防犯用具を設置し、防犯マニュアルを作成しておきましょう。備えておきたい防犯用具は、先がU字になっている「さすまた」や、犯人に直接噴射する「防犯スプレー」など。可能であれば、入り口のオートロックや防犯カメラも設置すべきです。避難経路や合言葉を記載したマニュアルを作り、職員全員がしっかりと目を通しておきましょう。
また職員だけでなく子どもたちへ意識づけを行うことも大切です。防犯意識を高めてもらうために、紙芝居やアニメーション動画などを使い、分かりやすく伝えるようにしましょう。
突然の非常事態には誰しも焦ってしまうもの。あらかじめ対処法をイメージトレーニングできていれば、適切な行動を取りやすくなります。もしも不審者が侵入してきた時、どんな行動を取るべきか覚えておきましょう。
非常事態が発生したら、不審者が侵入してきたことをすばやく職員全員に伝えるようにします。その場合、合言葉や隠語を使って犯人に気づかれないよう周知することが大切です。そして防犯マニュアルに従い適切に子どもたちを避難させます。子どもが不安を抱かないよう、できるだけいつも通りに接してあげてください。
警察に連絡する人、防犯用具を使って立ち向かう人、など役割を決め複数人で対応します。単独で行動するのは非常に危険なので、必ず周囲と協力することを心がけましょう。