自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
厚労省の「コロナワクチンナビ」を悪用した詐欺行為が発生しています。クレジットカード番号や口座番号などの個人情報が盗まれる恐れがあり、各個人が注意しておかなければなりません。
今回はコロナワクチンナビの概要や詐欺対策を紹介します。
2021年8月、厚生労働省は偽のコロナワクチンナビで詐欺被害が発生していることを明らかにしました。公式Twitterでは「厚生労働省のコロナワクチンナビに似せたサイトにクレジットカードの情報入力を求めるなどの詐欺行為が発生しております。コロナワクチンナビ上で銀行口座やクレジットカード番号などの登録を求めることはありません。このような情報を決して入力されないようにご注意ください。」との内容で投稿し、注意喚起を呼びかけています。
詐欺の手口としては、ワクチン接種をうたうメールを送り偽のコロナワクチンナビへ誘導させ、詐欺サイト上でクレジットカードや銀行口座の情報を入力させるというもの。盗み取った個人情報を使い、クレジットカードの不正利用や銀行口座からの不正送金を行います。
担当者は「厚労省から個人情報を聞き出すことは絶対にありません。」と説明しています。
コロナワクチンナビとは、厚生労働省が発信する新型コロナウイルスに関する総合案内サイトのことです。サイト内では「ワクチンについて知る」「ワクチン接種を予約する」「ワクチン接種の流れを確認する」の3つを行うことができます。
コロナワクチンナビ内にはワクチンを受けられる医療機関や接種会場、取り扱っているワクチンの種類などが一覧で表示されており、簡単に予約することが可能です。希望する医療機関・接種会場を選択すると詳細ページが開き、予約受付電話番号やインターネット予約ページから案内に従い予約します。また4月からは「Yahoo! MAP」アプリと提携し、新型コロナワクチン接種会場・医療機関の確認やルート検索をサイト上で行えるようにアップデートされました。
予約が済んだ後は、スケジュール確認や接種日の前日通知などの機能も利用できます。
偽のコロナワクチンナビで詐欺被害にあわないためには、メールに記載されたURLが厚労省の正規サイトかどうかをよく確認しましょう。厚労省ホームページの正しいアドレスは「https://www.mhlw.go.jp/」です。また政府機関の正規サイトはドメイン名の末尾が「.go.jp」となっていますので、こちらもあわせて確認してください。
また、政府からクレジットカード番号や口座番号を聞き出すことはありません。もし要求された場合は詐欺を疑い、すぐに警察や厚労省の相談窓口へ報告するようにしてください。
悪質なサイトを避けるには「セキュリティ対策ソフト」や「フィルタリングソフト」の活用もおすすめです。不正なURLを確認するにはトレンドマイクロの「ウイルスバスター チェック!」も役立ちます。こちらは無料で配信されており、LINEの友達追加から手軽に利用できます。