自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
身に覚えのない料金の請求に関するメールが届いたことはありませんか?最近、通販サイトAmazonになりすました詐欺業者が架空請求メールを送り、会員登録料や商品代金を請求するという詐欺が増えています。偽Amazonを見破る方法や、メールが届いた時の対処法とは?
通販サイトAmazonのふりをして、実際には購入していない商品の代金や、利用していない会員登録料や利用料などを請求してくるなりすまし詐欺が増えています。手口としては、請求を求めるメッセージをSMS(携帯電話のショートメール)やメール、郵便を送りつけ、連絡があった消費者からお金をだまし取るというものです。
ありがちな架空請求のようにも見えますが、通販サイトなりすまし詐欺はそれだけではありません。「貴方のAmazonのアカウントに不正なアクセスがあった」や「注文商品の確認」などという文言で、架空請求と同じくSMSやメールなどで通知し、「心当たりのない方はこちらへ」と確認するためのURLへと誘導されます。もちろんこの話も詐欺なのでクリックしてはいけないのですが、知らずにクリックすると、Amazonそっくりの偽ページに飛びます。偽Amazonサイトで会員番号とパスワードを入力させ、詐欺業者が会員情報をフィッシングするというフィッシング詐欺に発展します。フィッシング詐欺にあうと、知られてしまったIDとパスで詐欺業者にアカウントが乗っ取られ、膨大な量の買い物をされてしまう可能性があります。
偽Amazonから身に覚えのない商品代金の請求や、会員登録料、動画視聴料などといった請求が来たときは、基本的には「無視をする」というのが対処法になります。請求メッセージの文言は、「法的手続きに入る」や「裁判の申し立てに移る」「少額訴訟」などといかにも本当のことのように書かれているため、無視しても大丈夫?と不安になる方も多いかもしれません。しかし、ほとんどの場合が架空詐欺であり、何かしらの対処をしてしまうと反対にこちらの情報を教えてしまうことになりかねません。
Amazon公式サイトでは、SMSで料金を請求することはないと明言しています。SMSに届くメッセージは100%Amazon公式アカウントではないと言えます。SMSに気になるメッセージが届いても放置しておいても、何も問題はありません。
Amazonによると、実際に商品代金が未納の場合、メールでその通知を送ることがあるようです。偽Amazonか公式Amazonかを見分けるには、普段使用している自分のAmazonアカウントから、商品代金が未払いになっているものがないかチェックしてみましょう。クレジットカード払いの場合、カードの切り替え時や引き落とし口座の残高不足などで、稀に商品代金が支払えてないというケースがあるためです。この時に注意することは、メールに記載されたURLをクリックしてAmazonページに飛ばないことです。普段の手順通りにAmazonにログインしてチェックしましょう。
Amazon公式サイトによると、万が一商品代金に未納があった場合でも、Amazonギフト券での支払いを要求することはないとのことです。Amazonギフト券の購入促すメッセージは、すべてなりすまし詐欺だと考えましょう。商品代金が未納であったとしても、即座に裁判になることはなく、まずはアカウントの利用停止処分が行われるということなので、アカウントが使えるうちにそのような文言が書かれているものも、全てなりすまし詐欺だと言えます。
Amazonから個人的に商品代金未納の請求や、会員登録料、動画視聴料などの名目でメッセージが届いた場合は、まずは偽アカウントによるなりすまし詐欺を疑うようにしましょう。アカウントの不正アクセスのお知らせや、身に覚えのない商品購入の確認メッセージも同様です。不安なときは、そのメールに「触らない」ということが基本です。