自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
夏は気温が高く日も長いため、夕方まで網戸のまま過ごしている方も多いかもしれません。夏場は戸締りの意識が薄くなり、空き巣が増えやすい時期です。日中・夜間を問わず窓を開けた状態は、空き巣を招くリスクにつながるため注意が必要です。
今回は、夏場の空き巣対策として、狙われやすい窓の特徴や注意すべきポイントなどを紹介します。
夏場は気温が上昇し、どうしても窓の開け閉めが増えてきます。住宅への侵入・窃盗の内の4割が窓からの侵入によるものです。窓は、施錠するだけで安全とは言い切れません。窓や鍵を強化したり、防犯グッズを設置したりする対策も必要でしょう。まず、空き巣に狙われやすい窓の特徴を紹介します。
・浴室や脱衣所の窓:人通りの少ない場所に面しており、換気で窓を開けている時間が長い
・2~3階の窓:塀などが死角となり、物置や雨どいなどを使い簡単に侵入できる
・高層階の窓:高層階ということで富裕層が多く、施錠していないケースも多い
・トイレの窓:換気のため開けたままにしている場合が多い
空き巣に侵入されるのは、留守の時だけとは限りません。在宅中であれば、「窓を開けていても安心だ」とは言い切れないのです。夏場には「居空き」「忍び込み」といった侵入・窃盗が増加するので注意してください。
居空きとは、住人が起きている日中に住宅に侵入する犯罪を指し、忍び込みは夜間など住人が就寝している時間帯に侵入する犯罪を指します。居抜きはお風呂に入っている時間やリビングでくつろいでいる時間、テレワーク中など日常生活のスキを狙ったものです。使われていない部屋から侵入し、気づかない内に犯行が行われています。
もし、犯人と鉢合わせになってしまった場合、「居直り強盗」となる危険性があります。居直り強盗とは、盗みが目的だった犯人が、家人に発見され焦りから強盗になることです。
窓を開けることが空き巣につながると理解していても、窓を閉めたままの生活は難しいものです。空気の入れ替えやエアコンが苦手といった理由で、窓を開ける機会が多い方もいるでしょう。ここでは、窓を開けていても外部からの侵入を防げる対策について紹介します。
・玄関や窓に侵入防止アラームをつける
侵入防止アラームとは、玄関や窓から侵入者が現れた際に、光や警報音が鳴り響く防犯グッズです。侵入者は突然の音や光でプレッシャーを感じるため、犯行を未然に防ぐことができます。また、侵入者を周囲に知らせる役目もあります。
・網戸に補助ロックをつける
網戸には防犯機能が備わっていないため、窓を開けて網戸のままにしている状態は危険です。そこで、網戸を外から開けられないように補助鍵を設置する方法がおすすめです。網戸が開けられなくなり手間を要するため、侵入を諦めさせる効果があります。
・ステンレス網戸を設置する
防犯機能を搭載した網戸も開発されています。網の部分を強度なステンレス製ワイヤーを使用しているため、刃物などで切り裂かれる心配がありません。フレームも、破壊に強く2重ロックを搭載しているので、防犯機能を大幅に改善することができるでしょう。しかし、ステンレス網戸は価格が高いため、すべての窓に設置するのは、難しい面もあります。