自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
新手口による自動車盗難が摘発されました。全国でも他に類を見ない手口となっており、今後は注意が必要です。
今回は自動車を盗まれてしまった時の対処法、またあらかじめ気を付けておきたい予防策について紹介します。
兵庫県警察本部は、高級車195台を盗んだとして、大阪府堺市在住の郷敦行容疑者と埼玉県さいたま市在住の児島敬一容疑者を窃盗の疑いで逮捕しました。その被害額は約10億3000万円相当にも及び、今までにない新しい手口を用いていたことが分かりました。
新たな手口とは「CANインベーダー」といわれる方法。CANインベーダーとは、特殊な端末を車に接続して制御システムを不正操作し、勝手にエンジンを始動させるというものです。全国でも初めての事例であり、盗難を発見するのが困難だったと話します。
捜査関係者によると、2人の容疑者はCANインベーダーシステムを使い、約5年にわたって駐車場に停めてあったレクサスやアルファードといった高級車を盗み続けていたとのこと。盗んだ車は車体番号を加工して転売されていました。
万が一自分の車が窃盗被害にあった場合、早急に対処することが大切です。
まずはすぐに警察へ盗難届を出してください。盗難届を出すことで警察も協力してくれるため、発見できる可能性が高まります。盗難が発生したと思われる場所、時間帯、自身の印鑑と身分証明、車検証のコピー、車のナンバーや車種名などの情報を詳しく伝えてください。盗難された時のために事前に車の情報をメモしておくのも良いでしょう。
また盗難被害にあったことをSNSで拡散するのも一つの手です。投稿を見た人が目撃情報を教えてくれるかもしれません。実際にTwitterで盗難被害を投稿したところ数千回リツイートされ、愛車発見に貢献したという事例もあります。
自家用車を盗難から守るには、あらかじめ十分な備えをしておく必要があります。盗難防止には以下に挙げる9つのグッズ・サービスがおすすめです。
・スマホと連動できるGPS追跡アプリ
・ハンドル操作を困難にするハンドルロック
・ブレーキペダルの操作を制御するペダルロック
・タイヤが動かないよう頑丈に固定するタイヤロック
・警告音で異常事態を知らせるセキュリティアラーム
・エンジン始動を阻止する後付けイモビライザー
・人や衝撃を感知するセンサーライト
・車種を特定するのを防ぐ車体カバー
・警備外車が提供する車両追跡サービス
また人目に付きやすい駐車場を選ぶ、鍵をつけたまま車から離れないといった日頃からの意識も盗難防止には大切です。