自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
アカウントを友達追加するだけで懸賞へ応募できるLINE懸賞。その手軽さを狙った詐欺被害が増加しています。
今回は身近なLINEに潜む詐欺事件の例や手口を紹介し、未然に防ぐための対策を解説していきます。
LINEの公式アカウントを友達追加することで、誰でも簡単に懸賞応募できるLINE懸賞。その手軽さを利用し、新たな詐欺被害が横行しています。今回ターゲットとなったのはテイクアウトなどでも人気のケンタッキーフライドチキン。1年分の商品が当たると偽の検証に誘導し高額請求する、という悪質な手口です。身近なLINEを使った手法であること、本物そっくりのロゴが表示されていること、などから「詐欺かもしれない」と疑うことなく騙されてしまうため、その数が急増しているのです。
LINE詐欺の手口は毎回同じような手順で行われます。まず初めにいつもやり取りをしている友達からURL付きのメッセージが届き、クリックするように誘導されます。本物と見分けがつかないほどそっくりなロゴが表示されているので詐欺と分からずにクリックしてしまうのだそう。サイトに飛ぶと抽選くじがスタートし1・2回目はハズレ、3回目に必ず当選するという仕組みになっています。当選後は5名の友達にURLを送り、景品を手に入れるため謎の番号に電話するよう指示されるのが一連の流れです。表示された謎の番号に一度でもかけてしまうと高額な国際通話料金が請求されてしまいます。これは「国際ワンギリ詐欺」と呼ばれる手口に類似した手法であり、国際通話料金の一部が詐欺グループに支払われる仕組みです。抽選に当たった喜びで詐欺を疑うことなく騙されてしまうのがLINE懸賞詐欺の特徴です。
新手の詐欺に引っかからないためには事前に対策方法を知っておくことが大切です。また、URLを送った5名の友達についても個人情報流出の恐れがあるため、他人に迷惑をかけないようしっかりと対策をとってください。対策法として、まずは友達から送られてきた応募・懸賞系のURLは開かないこと。URLをネット検索して本物かどうか確かめるのも有効です。さらに電話をかけるような懸賞には絶対に応募しないと決めておきましょう。そもそもネットやSNSを利用した懸賞は当選確率が非常に低く、詐欺に巻き込まれてしまう可能性の方が高いというのが実情です。目先の利益に囚われず、詐欺のリスク減らすための行動を心がけましょう。