自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
最近何かと話題を集めているスマホ決済サービス。PayPayの大規模ポイント還元キャンペーンに始まり、LINE Payや楽天Pay、メルペイなど数々のサービスがしのぎを削っている状況です。そんな状況の中、つい先日新しく登場した7Payが登場後間もなく騒動を起こしてしまいました。7Payの何が問題だったのか、私たち消費者はこれからどのような点に気をつけるべきかについて解説します。
7Payがサービスを開始したのは7月1日。その名の通りセブン&アイホールディングスの傘下にあるサービスで、これまでどこのQRコード決済も使えなかったセブンイレブンで導入が始まりました。いよいよコンビニ最大手もスマホ決済事業に乗り込んできたかと思われた矢先、第三者による不正アクセスの被害に遭ってしまいます。7Payの運営がこの被害を発表したのは7月3日。サービス開始からわずか2日後の出来事でした。これほどすぐに不正アクセスの被害に受けてしまったのには原因があります。一つがパスワードを盗みやすいシステムになっていたこと。パスワードを再発行するために必要だったものは電話番号と生年月日とメールアドレスであり、メールアドレスは本人のものでなく別のメールアドレスに送れることになっていました。もう一つは2段階認証を導入していなかったこと。本人の情報を知ってさえいれば友人であってもパスワードを再発行できるという非常にずさんな状態でした。
7Payのシステムにも原因があったとはいえ、なぜここまで被害が拡大してしまったのか?おそらく何か別のサービスを使った時の情報がどこかに漏れてしまったのでしょう。インターネット文化が浸透した今、私たちの個人情報はさまざまな企業のデータベースに登録されています。もし同じIDやパスワードを使いまわしていたとすれば、そのどれか一つが犯罪者の手に渡った段階で芋づる式に他のサービスでの悪用にも転用されてしまうのです。個人で利用しているサービスももちろんですが、企業として使っているサービスについてもこれは同じ。時には数億円規模の損害につながってしまうこともあるでしょう。
IDやパスワードを使い回さないようにするべきとはいえ、サービスによって別々の文字列を暗記するのは大変でしょう。そんな時にはパスワード管理アプリを使うのが便利です。パスワード管理アプリとは複数のサービスのパスワードなどを一元的に管理できるアプリ。覚える必要があるのはこのパスワード管理アプリのパスワードとなりますので、セキュリティを向上させるためにもぜひ利用を検討してみてください。