自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
近年の空き巣の傾向として、SNSから不在を確認するケースが急増していること、ディンプルキーでも簡単に解錠できる技術が登場してきていることなどが挙げられます。そこでこの記事では、不在中の防犯対策として注意すべきことやホームセキュリティについて解説していきます。
空き巣はその家が留守かどうかを確認するために、インターフォンを鳴らしたり、電話をかけたり、郵便物の溜まり具合を見たりします。また、近年急増しているのが、SNSにアップされた写真などの情報から留守を確認するというものです。
旅行中の写真をリアルタイムで投稿する方もいるかもしれませんが、それは空き巣に留守であることを自ら知らせる行為です。大手警備サービス会社でも、長期不在時の防犯対策として、SNSはすべて事後報告とすることを推奨しているので気を付けましょう。
空き巣の侵入を防ぐためにはしっかりと施錠をすることが基本ですが、鍵を閉めてさえいれば安心というわけではありません。防犯性が高いと言われているディンプルキーや電子錠、スマートキーなどであっても、侵入犯罪を目論む者の間では様々な解錠技術が出回っているからです。
特に、近年海外で社会問題となっている不正開錠の手口が、バンプキーと呼ばれる特殊な鍵を差し込み、それをハンマーなどで叩いて解錠する「バンピング」です。技術的にはピッキングやサムターン回しよりも容易で、ディンプルキーも数分で簡単に解錠できます。その上、傷跡が残らないため被害に気付きにくく、鍵の閉め忘れが原因で空き巣に入られたと判断されてしまう可能性があることも問題です。
どんなに防犯対策に気を遣っていたとしても、手慣れた空き巣の侵入を完全に防ぐことは難しいです。自分だけの防犯対策では不安な方は、ホームセキュリティの導入を検討してみましょう。
ホームセキュリティを導入すると、空き巣に狙われたとしても侵入センサーや大音量アラームで威嚇できるため、侵入されにくくなります。また、センサーが異変を感知すると警備会社に通報が行き速やかに警備員が駆け付けてくれるので、仮に侵入されたとしても被害を最小限に抑えられます。
空き巣被害に遭わないためには、SNSの使い方にも注意してできるだけ不在を悟られないようにすることと確実に施錠を行うことが基本です。しかし、それだけでは十分とは言えないので、補助錠や防犯アラームなどのグッズを活用するなどして、さらに防犯性を高める必要があります。自分だけでの防犯対策に不安がある場合は、ホームセキュリティの導入もおすすめです。